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妊娠中の卵巣腫瘍手術入院を妻に詳しく聞いてみた

卵巣腫瘍のエコー(良性)

卵巣腫瘍摘出手術

5月22日、午前8時30分、奈良県立医科大学附属病院E棟に入院。

E棟内の設備、アメニティなどの案内の後、全身麻酔についての説明。

 

 

 

5月23日、手術室まで車いすに乗り移動。点滴、手術用のタイツ、手術衣に着替える。

 

 

全身麻酔!!炭酸ガス!!腹腔鏡手術!!!

手術時間は約2時間ほど。妊娠中であり子宮が大きく、予定よりも時間がかかったとのこと。ではどういった手術かというと・・・

 

 

腹腔鏡を用いた手術(腹腔鏡手術後の傷跡の写真へジャンプ)ということで、お腹に4か所穴を開けました。へその下、左右の脇腹よりすこし前側、妊婦のため膨らみがあるので、へその下7㎝の位置くらい。そして、お腹を膨らませる必要があるので、炭酸ガスを注入しする。

 

 

膨らんだお腹にアプローチして、卵巣をくりっと手術できる場所までもってくる。(卵巣は裏手にあるんですって)開腹せずにすんだので、ほっとしたようです。

 

 

腫瘍は良性でした。脂肪分や、髪の毛、爪などが癒着していたようです。卵子が勝手に分裂してできたとの話も。

 

 


卵巣腫瘍手術後の痛みは?全身麻酔後の倦怠感などは?

卵巣腫瘍手術後の本音
卵巣腫瘍手術後の炭酸ガスの猛威

妻のfacebookでの投稿です。

 

 

1位 カテーテルの気持ち悪さ!

2位 痛み!

 

 

この痛みの箇所ですが、手術した箇所の痛みではなく、炭酸ガスを注入したガスが体に充満しているため、肩や胸やらに走る痛みだということです。

 

 

経過観察室という薄暗い病室で手術後から翌昼まで観察され、普通病棟へ移動したのは、良いがしばらく痛みが続き寝込んでいたようです。寝込むと次は腰に負担がかかり、非常に苦しい2日間を過ごしたようです。

 


卵巣腫瘍があっても妊娠できるのか?

そもそもどのタイミングで腫瘍ができたのか分からないのだが、次男を出産した2015年8月には認められなかったので、それ以降の妊娠前の期間に恐らく腫瘍ができたのではないか。

 

 

腫瘍があっても妊娠できた可能性が高い!もしかすると、腫瘍があることで、双子を妊娠した可能性もある。そして、双子を妊娠したことで、腫瘍の存在が認められた。人間の体てすげえ。

 

 


早期発見、早期手術で安心の妊婦生活

直径7cmの腫瘍が体内に入っている思うと、なかなかゾッとしますね。次男の出産後すぐに腫瘍ができてたとして、約1年半は体内に潜んでいたことになります。

 

 

手術までの決断は矢のように早く、入院までの準備、限度額認定の申請に子供育児、入院期間の1週間は子供と離れざるを得なかったですが、母子ともに良い経験になったこと。 

 

 


腫瘍が見つかって良かったと思える

ほんとうについているなあ~と妻と話します。妊娠したことでおめでたいのに、赤ちゃんが腫瘍の存在を知らせてくれたんですから。無事に手術も終えて、安静に妊婦生活を送るだけですから。

 

 

5月29日に退院することができ、家でのんびりマンガワンなどを見て過ごしています。運転は1週間、抱っこなどは2週間ほど控えなさいとのお達し。お腹の傷は触れると痛みがあるようです。見た目は元気なので、一安心です。

 

 

女性の方にも多い病気のようですから、年1回の定期検診などにいくのも大事ですね。

 

 

腹腔鏡手術後の傷跡写真。

腹腔鏡手術の傷跡1
へその下、一番大きい孔だが数センチ
腹腔鏡手術の傷跡2
側部、男の人差し指と比較
腹腔鏡手術の傷跡3
側部とへそ下7㎝の傷跡

卵巣腫瘍手術の育児は夫の役割

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