2001年から始まったM1GP、漫才日本一を決める大会の決勝進出者の顔ぶれが発表されました。カミナリ、かまいたち、さや香、ジャルジャル、とろサーモン、マヂカルラブリー、ミキ、ゆにばーす、和牛(50音順)の9組が、12月3日の決勝に駒を進めた。 3度の飯より漫才好きの筆者が語るM1の魅力とM1GP2017を制するコンビを大胆予想!AmazonprimeビデオでM1GP2001-2010,2015,2016と5回以上見直した筆者が気づいたM1に大事な一つのポリシー。
競馬の予想のごとく、大胆に予想していきましょう!前回までの大会からルールが変更されています。劇的なルール変更は出番が決まっていない!というルール。最内枠が不利なM1という舞台で唯一王者になったのが中川家さんだけなんですね。最内枠(1番手)というのは良くも悪くも、基準点、会場の雰囲気も作れていない状態なので圧倒的に不利という判断がされたようですね。
なので、出番はMCの今田さん上戸さんのどちらかが放送中に「笑神籤(えみくじ)」という順番きめのクジをひき、呼ばれたコンビが漫才を披露する!という具合になりました。これにより5枠6枠の中枠より外目の枠が有利だった点を解消しよう!という狙い、またライブ感がふえるので、期待しているコンビの出場が決まった時のお客さんの雰囲気など得も知れぬ盛り上がりを見せそうです。
音楽フェスなどでも、タイムテーブルがありますが、出番でないアーティストが飛び入りでライブに参加したりすると最高に盛り上がりますからね!楽しみな試みです。
早速大本命から行きましょう!
◎本命 ミキ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
亜生(あせい) 、昴生(こうせい) による兄弟漫才。昨年のM1準決勝のネタも面白く、昂生の突っ込みが癖になる。ガキの使いでも千鳥の大悟さんの乳首を吸うという過酷な指令に対して、後輩らしくあるいみ横柄な態度でイケイケ千鳥の乳首をゲットした肝の据わり具合にも注目。上岡龍太郎さんとの縁もあり、血統的にも二重丸である。中川家いらいの兄弟漫才で悲願のM1優勝なるか!
〇対抗 かまいたち (よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
圧巻のキングオブコントから数か月、史上初の快挙となるキングオブコント、M1グランプリの2冠に唯一チャレンジできるコンビ。関西の馬場ではネームバリュー、人気、実力ともに若手の中ではトップクラス。最優秀年度代表馬になるべくM1にかける。銅鑼を鳴らしていたあのころあ懐かしいアルヨ。
▲短穴 和牛 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
穴嗜好の私の予想なので、一般的な本命は和牛さんでしょうね。人気実力も抜けている感じがします。私も今年唯一の舞台で漫才を見たのが和牛さんです。奈良競輪場でのイベントで拝見しました。拝見しましたというよりわざわざ見に行きました。まあいつ優勝してもおかしくないので、さらりと優勝さらう可能性も大ですね。
△複穴 とろサーモン、カミナリ、ジャルジャル
東京でも活躍する3組ですね。とろサーモンは実力がありながら決勝に縁がなく、15年目最後のチャンスですね。2016準決勝のM1を拝見しても、とろサーモンさんの漫才は短く感じ、ほかの漫才は少し長く感じるほど。実力は伯仲してます。
カミナリさんも過激な突っ込みに似合わず喋りのトーンのアンバランスさが効いていて、非常に良い若手ですね。芸人さんの売れる要素に音域がありますが、良い音域をしていると感じます。
ジャルジャルさんは若手筆頭でありながら、なかなか勝ちきれない、売り切れない。宣伝会議賞でもジャルジャルさんを売るようなコピーやアイデアを募集するほど、期待値はでかいんですが。シリトリのコントや、ひったくりのコントをオールザッツで見たときは衝撃的でしたから、東にも錦を掲げるように頑張ってほしい所です。
さや香、マヂカルラブリー、ゆにばーす
この三組はキリン枠ですかね。ゆにばーすは2016年の準決勝で拝見してます。さすがに上位拮抗しているM1GPの舞台で、かき回すほどの実力があるかどうかといえば不明ですね。サンドウィッチマン伊達さんの「かき回してきます」つうあのコメントはカッコよかったですもんね。
▮敗者復活戦からの出場予想
▲アキナ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
からし蓮根(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
東京ホテイソン(グレープカンパニー)
アイロンヘッド(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
笑撃戦隊(ワタナベエンターテインメント)
見取り図(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
ランジャタイ(オフィス北野)
△セルライトスパ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
天竺鼠(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
◎さらば青春の光(ザ・森東)
〇Aマッソ(ワタナベエンターテインメント)
南海キャンディーズ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
囲碁将棋(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
相席スタート(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
ニューヨーク(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
▲スーパーマラドーナ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー
▲三四郎(マセキ芸能社)
アインシュタイン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
霜降り明星(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
ハライチ(ワタナベエンターテインメント)
△大自然(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
まったく絞り切れないですが、観客投票というアドバンテージを受けるの有利なのが、さらば青春の光さん、三四郎さんあたりですね。なかでもさらば青春の光さんはコントのみならず、漫才でもエッジ効かせたネタ作りに定評があります。芸人からのリスペクトは薄そうですが、頭の良いネタ作りのお手本のようなコンビですね。
三四郎さんは小宮さんが注目されていますが、じつは漫才ではツッコミなんですよね。どちらかというと特攻(ブッコミ)な感じも受けますが、観客投票では一歩も二歩もリードしているでしょう!
〇におしたAマッソですが、久しぶりの女性コンビで突っ込みのトーンがいいんですよ。これはぜひ大舞台に立ってほしいと期待しています。女銀シャリと呼ばれるかもしれないですね。近すぎるか。まあ期待しています。
アキナさんやスーパーマラドーナさんに関しては実力は折り紙付きなので、当日の観客からの支持を期待したいんですが、観客からの支持が期待できない組ですね。武智さんが2015年、最終決勝でタイムマシーンさんに負けて敗退が決まった折りにノンスタイルの石田さんに言い放った「俺も同期やろー」で爆笑からの「ひき肉にしてやんよ!」という女子子供の全く興味ない、知ってる人は知っている、黄金のヤンキー漫画、特攻の拓、マーボー君こと鮎川誠の決め台詞。誰が知ってるねん!ですね。観客からの支持は期待できないです。僕個人は大好きなんですけどね。ちなみに僕は外道の秀人ファンです。
個人的に応援しているのがセルライトスパと大自然。セルライトスパはNSC31期の卒業公演でも、NSC31期の舞台などでコントベースのネタを拝見してました。夜回り先生のネタとか面白かったですよ。覚えてるということは面白かったんですよね当時から。どちらかというと漫才よりもコントな気配が強かったのですが、実力があるんですね。昨年も準決勝まできましたからね。
で、大自然は声がいいんですよ。ナチュラルボーンヘッドな感じがいいんですね。今年のブレイク芸人に推しているんですが、M1決勝までいけば予想通りになるんですがね。
以下全てのM1GPをAmazonprimeビデオで無料で視聴できます!今見ると面白く感じるネタもありますよ。個人的にはアンタッチャブルさんの出現から少しM1の色も漫才の評価も軸が決まったように感じています。
AmazonprimeビデオはAmazonprime会員になる必要があります!30日間無料ですので、余裕で見直せます。通勤通学、保育園の送り迎え、洗い物をしながら、料理の下ごしらえの途中。2001から見直すと面白いですよ~菊川怜さんがひどい!とか、上戸彩さんはレベルが違う!とかMCのレベルも上戸さん、小池さん以外はひどいもんでしたから。
こちらからAmazonprimeビデオの登録視聴可能です。ドキュメンタルのシーズン4も12月から始まりますよ!!アマゾンプライム会員は年額3900円ですよ!月ちゃいますよ。年ですよ!1日10円くらいですよ。無料でお試ししてください。必ず気に入ります。
■第一回2001年大会の
優勝は中川家
2位 ハリガネロック
3位 アメリカザリガニ→
4位 ますだおかだ
5位 麒麟
6位 フットボールアワー
7位 キングコング
8位 チュートリアル
9位 DonDokoDon
10位 おぎやはぎ
■第二回2002年大会の
優勝 ますだおかだ
2位 フットボールアワー
3位 笑い飯
4位 おぎやはぎ
6位 テツandトモ
7位 スピードワゴン
8位 ダイノジ
9位 アメリカザリガニ
■第三回2003年大会の
優勝 フットボールアワー
2位 笑い飯
3位 アンタッチャブル
4位 2丁拳銃
5位 りあるキッズ
6位 スピードワゴン
7位 アメリカザリガニ
8位 麒麟
9位 千鳥
■第四回2004年大会の
優勝 アンタッチャブル
2位 南海キャンディーズ
3位 麒麟
4位 タカアンドトシ
5位 笑い飯
6位 POISON GIRL BAND
7位 トータルテンボス
8位 東京ダイナマイト
9位 千鳥
第五回2005年大会の
優勝 ブラックマヨネーズ
2位 笑い飯
3位 麒麟
4位 品川庄司
5位 チュートリアル
6位 千鳥
7位 タイムマシーン3号
8位 アジアン
9位 南海キャンディーズ
第六回2006年大会の
優勝 チュートリアル
2位 フットボールアワー
3位 麒麟
4位 笑い飯
5位 トータルテンボス
6位 ライセンス
7位 ザ・プラン9
8位 変ホ長調
9位 POISON GIRL BAND
第七回2007年大会の
優勝 サンドウィッチマン
2位 トータルテンボス
3位 キングコング
4位 ハリセンボン
5位 笑い飯
6位 ザブングル
7位 ダイアン
8位 千鳥
9位 POISON GIRL BAND
第八回2008年大会の
優勝 NON STYLE
2位 オードリー
3位 ナイツ
4位 笑い飯
5位 U字工事
6位 ダイアン
7位 モンスターエンジン
8位 キングコング
9位 ザ・パンチ
第九回2009年大会の
優勝 パンクブーブー
2位 笑い飯
3位 NON STYLE
4位 ナイツ
5位 ハライチ
6位 東京ダイナマイト
7位 モンスターエンジン
8位 南海キャンディーズ
9位 ハリセンボン
第十回2010年大会の
優勝 笑い飯
2位 スリムクラブ
3位 パンクブーブー
4位 ピース
5位 銀シャリ
6位 ナイツ
7位 ハライチ
8位 ジャルジャル
9位 カナリア
第十一回2015年大会の
優勝 トレンディエンジェル
2位 銀シャリ
3位 ジャルジャル
4位 タイムマシーン3号
5位 スーパーマラドーナ
6位 和牛
7位 メイプル超合金
8位 馬鹿よ貴方は
9位 ハライチ
第十二回2016年大会の
優勝 銀シャリ
2位 和牛
3位 スーパーマラドーナ
4位 さらば青春の光
5位 アキナ
6位 ハライチ
7位 カミナリ
8位 スリムクラブ
9位 相席スタート
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