11月１日に出生した双子。どちらも男の子。一人は経腟分娩、一人は緊急帝王切開術！出生体重はどちらも2200g前後。兄は2500ｇを切っていたので、GCU（ 継続保育室」「回復治療室」「発育支援室」）に入院し、弟はNICU（新生児集中治療室）に入院となりました。
▮NICUに入院した弟
出生後は体調もよさそうな経過だったので、GCUに入院することになりますと説明を受けた妻。私もそうかそうか。とGCUに向かったところ、弟はNICUにうつりました！との説明。
どうやら、呼吸が少し陥没したり、荒かったりしたようで、帝王切開で産まれた場合にたまに起きる症状であるとのこと。要は産道を通っていないので、肺の羊水ができらなかった為におこる呼吸器疾患のようでした。
鼻から栄養のチューブ、酸素マスクなどを装着された弟。帝王切開で出生したのか兄と比べて頭の形がハンマーシャークのようないでたちで、でこっぱちの、オーバーハング。NICUに入院したことよりも頭の形の方にドキドキしました。
NICUに入院した場合の説明と同意書の書類の山が待っています。2200gもあれば、勝手に大丈夫と思い込んでいる夫婦ですので、先生の指示通りにサクサクと記載し、一つだけ胎児の時に指摘があった腎臓の腫れを聞きました。
先生いわく、生まれた後にエコーで検診しましたが、腎臓がどうこうはなかったですよ。とのこと。ホッ。改めてまたエコーで確認しておきますね。と、数日後やはり問題はないとの報告を受けました。
NICUに入院してから酸素マスクが外れるまで約３～4日で、徐々に保育器の酸素濃度も減らしていき、外気に触れても成長できるように少しずつ慣らして行く期間が7日～10日前後。母乳は直接授乳できることはなく、哺乳瓶からの授乳。鼻の栄養チューブはまだついている。
生後13日目にはGCUに移動することができました。初めてのママのおっぱいですが、上手に飲めなかったようで、私が哺乳瓶で母乳をあげたしだいです。哺乳瓶からは良く飲みまして、体重もすくすく増えてきました。
生後2200g近くあった体重は2000gまで減り、そこからは上昇していきまして、生後13日で2260gまで回復しました。1日50gづつ増えて行けば、あと一週間程度で他インできそうです。今週の金曜日にはMRIが控えています。
呼吸器困難の弊害で脳にダメージがないか確認するためにMRIの検査が必要とのことで、その説明の際には、さすがに、「MRIて磁石がガチンガチンゆうやつですよね？」と先生に聞き。そうですそうです。「お父さんは医療関係者の方ですか？」との質問に、「いや私去年MRI受けましてね、めっさ怖かったんですよ。大人と同じやつですか？」。
そうですそうです。母乳をあげて、寝ているところで検査します。3人に2人は1回で検査できますが撮りなおすこともあるので。とのこと。大人の私でも生きた心地がしなかったMRI。あの閉所の恐怖感ったら最悪でした。
赤ちゃんは狭い所やくるまれている状況が好きなようなので、ストレスなく、検査できればと思います。金曜日にMRIなので、早ければ週明けの退院かな。
▮GCU
兄の方は経腟分娩で出生し、少しの間抱っこもしてもらえたそうですが、ほどなくGCUで入院。弟よりも少ないものの酸素や心拍のメーターを取り付けられた状態。
出生後三日目からは直接母乳を飲むようになりました。それでも母子同室ではないので、13時16時と2回直接あげるほかは看護師さんが3時間おきに一定量の母乳を哺乳瓶から与えてくれてます。
体重は弟と同様で一旦2000gちかくまで減り、そこから右肩上がりに増えている状況。本日15日には2400g（服おむつ着用）まで増えました。兄の方は鼻から栄養を送ることも、酸素マスクを着用することもなくポッドでスヤスヤ成長すること14日。
▮退院までもう少し
体重の増加からすると若干兄の方が早く2500gに達しそうですが、2500gになったから、それでは退院というよりは、2500gをキープしつつ、2600gに近い状態で退院するはずです。また、兄だけ退院した場合、弟を迎えに行くのに、兄を1時間、往復で2時間も車に乗せるのもいかがなものかと思うので、できるだけ二人そろって退院！という具合になればいいなあと。
▮一卵性双生児の割に似ていない
あれっ！？思いのほか似てないんですね。要所要所は似ていますが、全体でみると似ていないような気がします。兄はふっくら優しそうな面持ちで、弟はすこきりッとした表情。見分けつく？と聞かれても、はいつきます。くらいの感じで分かりますね。
▮他の子も可愛くみえる
GCUにもたくさんの赤ちゃんがおり、双子のポッドまでいくときに他の赤ちゃんの表情が見えるんですが、まあ可愛いですね。自分の子供よりも可愛いらしいなあ～男前やな～と普通に思ってしまいますね。自分の子供が一番かわいい！という表現は、顔立ちや仕草どうこうではなく、愛でる気持ちからくるもんなんですね。普通に他の赤ちゃんも可愛いですもん。
▮看護師も可愛い
まあ、看護師さんも可愛らしいですね。マスクをしていますが、まあ可愛らしい。可愛い看護師に囲まれた男性の先生は大変ですね。赤ちゃんが可愛い。看護師も可愛い。お母さんも可愛いときたら、指先狂わないか心配になります。
▮お父さんもちょこちょこいる
平日にも関わらず、お父さんもちょこちょことGCUでミルクをあげている姿を見かけます。ほほえましい光景ですね。おそらく私の出席、率滞在時間ともに今季ナンバーワンでしょうが、働きながら赤ちゃんの様子をうかがいに来るお父さんの頑張りに感動すら覚えます。ちなみに歩いていける距離なら一杯やってからも行きたいくらいですね。
▮13時から15時までの面会
自宅を12時前に出発します。Amazonファイヤータブレットで動画をダウンロードして車内で妻と鑑賞しています。最近はもっぱら、M1グランプリですね。2001ー2010、2015、2016と全て見直し、敗者復活戦、準決勝なども見ています。本日はドキュメンタルのシーズン１を見直しました。
里帰りせずにお産を迎えるというのは非常にハードだと思います。妊婦が頑張った結果が切迫早産の恐れがあるために管理入院することになるなど、無理を強いるとさらに家族の負担が増えますからね。すでに上の子がいている家庭で夫が育児休暇を取れないばあいなど、恐ろしすぎます。子供たちの送り迎え。もしくは自宅育児、合わせての家事。腹が大きくなって、ましてや双子。健全かというと健全ではないような気がしますね。
しっかり妊婦さんが休める環境を作るには里帰りして家族のフォローや里帰りしないなら旦那のフォローが不可欠です。私なんかは双子が生まれるまで働きません！宣言をしましたので、働かない選択をとりました。おかげさまで8月9月10月と妻がゆっくりできる環境を作り出せたのではないかと自負しています。
つうか双子妊娠していて上の子の育児と家事を両立できる奥様を求めるなんて無理ですからね。そこの働き盛りの旦那！出世するのもいですが、赤ちゃんを世に出す方が大事ですよ！育休取れないような会社なら独立するなり転職するなりすればいいんですよ！
大丈夫！妻の双子出産を控え離職いたしました！なんて転職先の会社からすれば高評価だと思いませんか？やめていいんですよ。同じ企業に勤め続けるなんてナンセンス！様々な仕事があるんだから一度きりの人生、チャレンジチャレンジ！
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