双子妊娠発覚から約半年。出産までこぎつけました。37週という一つの区切りまで頑張った妻と双子の赤ちゃん。10月30日に入院し、翌日の朝方5時6時に立て続けに出産した妻いわく、「フルコース」を味わったようです。第三男は経腟分娩、第4男は手とへその緒が先に出たので、緊急帝王切開術に切り替え、怒涛の数時間を過ごしたようです。さあ主夫目線から双子の出産についてみて行きましょう!
▮出産前日
さあ出産前日ですね。まず妻の場合は切迫早産や他の理由で管理入院することなく出産前日まで持ちこたえました。台風21号22号という妊娠35,6週に訪れた猛威にも負けず、36週6日まで自宅で赤ちゃんを育てることができたんですね。素晴らしいです。
36週6日がちょうど検診日になっていて、子宮口が3㎝ほど開いている状態になっていたこと、病院まで1時間かかることもあり、多胎児の出産で破水やなんやら起こる場合に緊急性を要することもあるので、妻の希望でそのまま入院することにしました。
そして安心したんでしょうね。入院して12時間立たずにお印がきて、陣痛もきて、あれよあれよという間に3男を出産。時間をおいて緊急帝王切開で4男を出産という具合になりました。ジャスト37週で正常分娩とですね。
▮上の子がいる場合
入院当日はいつものように子供たちを保育園に送った後に、入院、そして子供たちを迎えにいき、家事育児とこなした朝方、妻から電話。痛そうな声。緊急帝王切開するとのこと。了解。と。
出産当日は子供たちを保育園に送り、その足で病院へ。全身麻酔してたら話しできへんやろうなーと思いながら病室へ。あれ起きてる。やり遂げた感のある表情。でやった?ゆうて話しを聞き、夫の役目が書類に記載することがたくさんあります。
産まれた赤ちゃんの体重も2200前後ありましたが、GCU、NICUと別れることに。三男はGCU、四男はNICUで保育器に入った状態。これから両名は入院ということになるので、その書類。治療などの同意書。などを記載。まあ書いた。
▮旦那のやること。
〇病院から提示される書類の山に記載すること。
〇赤ちゃんの入院手続き
〇赤ちゃんの出生届
〇赤ちゃんの保険証申請→乳幼児医療保証申請→児童手当の申請
〇保険証の提出
〇NICUに入った場合の未熟児養育医療の提出(課税証明書の申請)
などなど、ひとつひとつの書類の題名をタイプするだけでも大変ですね。いいかげん電子サインのような感じでひとまとめにしてほしい所です。サインする方も、管理する方も大変な労力ですよほんま。
▮里帰りしない場合
まあ普通里帰りしますわな~。家の場合は自慢でもなんでもないですが、三回のお産の日に関して、すべて夫婦で乗り切りました。長男は島根で。次男は奈良市で。三男四男は橿原市で。万葉の地を地で行くかんじですね。出雲から大和へそして飛鳥へ。
里帰りせずにお産を迎えるというのは非常にハードだと思います。妊婦が頑張った結果が切迫早産の恐れがあるために管理入院することになるなど、無理を強いるとさらに家族の負担が増えますからね。すでに上の子がいている家庭で夫が育児休暇を取れないばあいなど、恐ろしすぎます。子供たちの送り迎え。もしくは自宅育児、合わせての家事。腹が大きくなって、ましてや双子。健全かというと健全ではないような気がしますね。
しっかり妊婦さんが休める環境を作るには里帰りして家族のフォローや里帰りしないなら旦那のフォローが不可欠です。私なんかは双子が生まれるまで働きません!宣言をしましたので、働かない選択をとりました。おかげさまで8月9月10月と妻がゆっくりできる環境を作り出せたのではないかと自負しています。
つうか双子妊娠していて上の子の育児と家事を両立できる奥様を求めるなんて無理ですからね。そこの働き盛りの旦那!出世するのもいですが、赤ちゃんを世に出す方が大事ですよ!育休取れないような会社なら独立するなり転職するなりすればいいんですよ!
大丈夫!妻の双子出産を控え離職いたしました!なんて転職先の会社からすれば高評価だと思いませんか?やめていいんですよ。同じ企業に勤め続けるなんてナンセンス!様々な仕事があるんだから一度きりの人生、チャレンジチャレンジ!
▮経腟分娩こぼれ話し
11時から陣痛開始になり5時過ぎに産まれるまで約6時間。他の妊婦の出産も重なっており、助産師が大勢いる時間帯と1人しかいない時間帯などもありつつ、3男は経腟分娩で出産。そのまま分娩台にドロンと滑り出たような具合だったとのこと。出生体重は2200オーバー。少しだけ抱っこしてGCUに入院。
▮帝王切開こばれ話
一人目の出産からほどなく、2人目も出てきたのだが手とへその緒が見えて要なので押し戻し、しばらくNSTで経過をみながら待つことに。妻も痛みの限界が来たらしく帝王切開を希望。緊急帝王切開することになり、私に電話(私は上の子二人の面倒を見ているので立ち会っていない)。すぐに麻酔。全身麻酔でなく下半身麻酔で手術。わずか数分で4男を取り出し、そのままNICUに。
麻酔が効いたおりに妻は麻酔科医が天使のように、男前の女性産婦人科医が神様のよう見えたようです。出産後にLGBTに移行するかもしれないほどの衝撃の胸キュンだったようでした。
▮帝王切開後の痛み
手術当日はベッドから立ち上がることも、背もたれなしで起き上がることもできずに、腹筋を使うことができず。痛み止めを服用して歩く。寝転んでるだけなら痛み止めは必要ないほどの痛み。5月に行った卵巣腫瘍手術府後のガス充填の方が痛かったようです。
術後2週間がたちましたが、歩くときに皮膚が引っ張らっられような痛み、排便の時、くしゃみなどで痛みがでるようです。2歳児の次男を抱っこすることは避けている状況ですね。
▮どちらが兄でどちらが弟が迷った母子手帳
これは男性諸君に覚えておく必要がある出生届を記載する際に必要な知識です。まずは嫡子か非嫡子かを記入する欄がありますが、旦那が提出する場合は基本的に嫡子になりますね。結婚しているんですから。しかし毎回役場で確認しています。これどっちでしたっけ?チャクシですよね?読み方も難しいですからね。テキシとか言っちゃたらプフフってなりますよ。
で、母子手帳も二つあってね。あれ?どっちが兄でどっちが弟やっけ?となるんですね。通し番号で若い方が兄で、もう一方が弟やな~とあいまいな記憶になってしまい。一瞬焦りました。母子手帳には分娩の記録が残っていますので出生時刻や分娩方法などを確認して提出しましょうね。幾度も訪れるんですね。これが兄でこれが弟ね。
といっても乳幼児医療保証の番号は若い方が弟になってしまいましたが、役所の人は先に聞けばよかったですね。くらいのもんで、戸籍や住民登録さえ順序付けしておけばある程度適当なんでしょう。まあ出席番号でいったら弟の方が速くなる名前ですね。
双子の出席番号ってどうなるんですか?同じクラスやった場合。名前の順ですかね。まったくどうでもいいことにテンションが少しあがりました。兄、弟ゆうても双子ですからね、あるていど臨機応変に楽しんでもらいましょう。それでは。次回はGCUとNICUに入院した赤ちゃん編でもお送りしましょう!
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