国際親善試合vsベルギー代表(ヤン・ブレイデルスタディオン)は日本時間4時45分キックオフ!!VSブラジルでは3-1という結果に甘んじた日本代表。ハリルホジッチ監督が口酸っぱく言っていた、デュエルの面で完敗。選手間のギャップを突かれ、後手後手に回る守備のスペースが崩壊した。この結果を受けて、ハリルホジッチ監督は今までの戦いでは勝てないことを選手に知らしめた。ようは5バッグを採用するための長い布石を打っていたと私は考える。5バッグで亀のように守れ!
さて、それではスタメン予想!いってみましょう!
GK 川島永嗣 メス
DF 昌子源 鹿島アントラーズ
DF 槙野智章 浦和レッズ
DF 長友佑都 インテル
DF 酒井高徳 ハンブルガー
DF 吉田麻也 サウサンプトン
MF 長谷部誠 フランクフルト
MF 井手口陽介 ガンバ大阪
MF 山口蛍 セレッソ大阪
FW 浅野拓磨 シュトゥットガルト
FW 大迫勇也 ケルン
フォーメーションにすればこんな感じね。
GK川島
DF左から 長友、槙野、吉田、昌子、酒井宏
MF左から 山口、長谷部、井手口
FWシャドウ 浅野 トップ 大迫
つう感じですね。ブラジル戦でよくわかったでしょう。スピード、技術、パスワーク、全てにおいて完敗しました。1対1、2対2での攻防も全く歯が立ちませんでした。ワンツー一発で守備陣ガタガタになりましたね。無駄に高い位置からのプレスをかけた結果、中盤とディフェンスのスペースを使われました。
内容よりも結果にこだわりたい試合です。5バッグの3ボランチ、ハイプレスはなし!センターラインまで下げて、ルカクに放り込んでくる球を空中戦で勝ち切る!という戦術。こぼれ球の奪取からの大迫浅野でカウンター一閃!!これでおーけー。
W杯本番も強豪国、死の組もあり得る日本代表です。実力が下回っているチームが勝つために考える唯一単純な戦術【亀のように守り、鶴のように攻める!】これに尽きる。ベルギーとの対戦成績は上回っているけども、ウィルモッツ時代と比べて40倍は強いですからね。
5バッグで1-0、0-0狙いという戦い方も大事です。勝てば官軍!。前回のW杯、8強までのぼったコスタリカの試合を見ていた人は分かるでしょう。死のグループD、イタリア、イングランド、ウルグアイに対して2勝1分けという成績でグループリーグを首位通過!!ギリシャをPKの末制して、オランダ相手にPKで敗れた、あのコスタリカ。
彼らが行った戦法。亀ですよ。スペイン語でいうとトルトゥーガですね。最終ラインを低く低く保ち、守備一辺倒。0-0狙いの戦い方。あわよくば鶴のように舞い、得点をもぎとるブライアン・ルイス、ジョエル・キャンベルの二人でゴールまで迫る!
この戦術しかないですね。ほかにもアルゼンチン代表と対戦したイランも、亀のように守ってました。最後の最後にメッシにやられるまでアルゼンチンの猛攻をしのぎ、カウンター一発であわや!というチャンスを演出していたんですよ。
■なぜ5バッグを採用できなかったのか?
まず、アジアではイラン、韓国、オーストラリア、日本はトップクラスであり、追うよりも追われる立場にあり、戦術的に弱いとされる相手に対して、5バッグという選択は世論が納得しない!
■ベルギー代表の激やばメンツ
▽GKティボー・クルトワ(チェルシー)
シモン・ミニョレ(リバプール)
▽DFトマス・ベルメーレン(バルセロナ)
ヤン・フェルトンヘン(トッテナム)
▽MF ナセル・シャドリ(WBA)
マルアン・フェライニ(マンチェスター・ユナイテッド)
ケビン・デ・ブルイネ(マンチェスター・C)
ムサ・デンベレ(トッテナム)
アドナン・ヤヌザイ(ソシエダ)
ラジャ・ナインゴラン(ローマ)
ユーリ・ティーレマンス(モナコ)
▽FW ミヒー・バチュアイ(チェルシー)
エデン・アザール(チェルシー)
ロメル・ルカク(マンチェスター・U)
クリスティアン・ベンテケ(クリスタル・パレス)
いやあエグイですね。しかし実は日本代表と同じでDFライン、ボランチ不足が否めないんですね。中盤でボールを刈り取る選手の層の厚みが感じられないんですね。フェライニがボランチで入るパターンもあるでしょうが、高さはあっても俊敏性には劣りますからね。
全盛期の香川、本田のコンビで韓国を圧倒したあの試合。本田世代のテクニシャン、家長も加えたあの布陣。黄金のカルテットよりも輝いてたあsのキリンチャレンジカップの当時のFIFAランキングは16位。ウソーン。大げさに感じないほどの圧勝。無双。
ベルギー代表もあの臭いがプンプンしていますが、もう一味違うんでしょう。とりあえず、ガチンコで守ってみる!という戦術でいきませんか?どないですか。5バッグ。内容にこだわるまでの実力が世界と開いているんですから、組織力と戦術で勝たないと勝てないですよ。
■今野泰幸を早期に代表合流すべき
もうW杯では運よくロシアと同組を願う以外、強豪国、死の組がまってます。日本の苦手なアフリカ勢との組み合わせもあるでしょう。日本が今の段階で良い勝負をデキル国ゆうたら。
スイス、アイスランド、セルビア、ポーランド、コスタリカ、パナマ、モロッコくらいでしょう。南米勢には基本勝てないですし、欧州のポッド1に入る組には勝てない、アフリカもモロッコくらいしか勝てない気配。
カウンター一発勝負でいいじゃないですか。世間や世論、サッカー関係者が【面白くない試合】だとレッテルを張ったとしても、勝てば官軍。勝ってベスト8になればすべてよし。ベスト8まで勝ち上がってたたらその戦術が世界で通用したという紛れもない事実になりますから。
ちなみに腰をおりますが、私の友人で大のサッカーファンは、ドイツまでW杯を見に行って日本代表の試合を観戦しなかったんですよ。理由は『面白くないから』なんです。黄金のカルテットがどうこうであっても面白いサッカーをできるレベルではない!と判断しているんですね。
私もその意見には深く共感していまして、オーストラリアに逆転負けを喫した初戦、オージーとともに乱痴気騒ぎしていましたからね。内容云々、勝てばよいんですよ。面白みは後からいくらでもついてきますからね。
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