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給食がまずい!不味くて食べ残す生徒続出!味が悪いのか人が悪いのか

10月19日更新。平成29年10月12日、大磯町から、「平成29年10月13日(金曜日)の調理配送分をもって、給食の配色を休止とすることになったようです。しかし、給食の継続を希望する家庭も多くあり、代わりとなる事業者を探してるようですが、現時点で新たな事業者は見つかってない!」との発表がありました。いや、そら現時点で新たな事業者に委託したら、もっと恐ろしい事がおきますよ。

 

 

神奈川大磯町の中学校給食が不評で大量の食べ残されているとのニュースを見ました。残された給食の画像や映像を見ると、ショッキングですね。味が悪いのか人が悪いのか。判然としませんが、食べれることへの感謝すら失くしてしまった人なのか、それとも食材への尊厳を失った給食なのか。きわめて深刻な問題だと感じます。9月19日更新分→異物混入も多くあたようですね。なんじゃそりゃ。9月22日更新分→臭いがスゴイ強烈な弁当て!9月26日更新分→福岡県田川市では異物混入が相次ぐ!


 

 

神奈川県大磯町の給食に関するQ&A

  

 

 

中学校給食Q&A  保護者の方々より寄せられた主な質問・疑問についてまとめました。  

 

 

■Q、デリバリー給食はまずくて残飯が多いと聞きますが?

◇A、教育委員会で視察した学校の給食を試食しましたが、大変美味しくいただきました。また、護者の試食会でも「想像以上に美味しかった」とのご意見もいただいています。生徒みんなに美味しく、楽しく給食を食べることができるように献立を工夫してまいります。

 

 

 

ということらしいです。まずこの質問が誰から発せられたか?ですよね。簡単です。給食を食べた生徒です。おそらく家庭でこういった内容の会話がなされたのでしょう。

 

 

 

「ただいまー腹減った~なんかない~?」

「もうすぐ夜ご飯できるけど、どうして?ちゃんと給食食べてるの?」

「うーん。給食ね。不味いんだよね~」

「えっ?給食不味いの?今日の献立が好きな献立じゃなかったからじゃない?」

「ううん、生姜焼きだったから大好きな献立だけど、味がね。なんてゆうだろう、不味いんだよね。全然ご飯進まないんだよ。ご飯も不味いんだよね。」

「うそ!?不味い生姜焼きなんて存在しないでしょう?」

「いやそれが存在するんだよ。昨日のサバの煮つけも不味かった。僕だけじゃないんだ。クラスの皆が残してるんだよ。」

「そうなの、それじゃあ教育員会に一度聞いてみるわ」

「頼むよ、母さん」

 

 

 

で、こういった給食まずい問題が教育委員会にもちあがりまして、一件だけじゃなかったんでしょうね。数件から数十件あったんでしょう。それなら、教育委員会も保護者も一緒に給食を食べましょう!となりました。そしてその感想が美味しかったです。しかも想像以に美味しかったとのことです。

 

  

えーとズレテますね~給食を不味いと感じているのは生徒で、大人の意見、感想は聞いていないんです。まずは生徒に給食に関するアンケート。給食は美味しいですか?の質問一つ。全校生徒に聞きなはれ。不味いが美味いを上回れば、管理者を選びなおすなり、指導するなり、安い予算でやりくりできないことが原因かもしれないですしね。

 

 

問題解決しないですよ。おそらく指定管理されている給食センターなどは予算上、クズ米、クズ野菜などを使用しなければ経営できないほど逼迫しているかもしれないですからね。健全な状態で作られた給食でないと不味く感じるのは必然でしょう。

 

 

不味いからといって給食センターを責めるだけではいけないですね。なぜ不味いのかを、美味しく作れない理由があるはず。出来立て熱々でなくても美味しい弁当は一杯ありますからね。

 

 

ちなみに不味いと生徒が言っている場合ですが、唯一正論をあげれば「不味くても感謝て食べろ!!」の一言でしょう。給食は教育の一環ということですから、例えば今、北朝鮮がミサイルを発射していますね。仮に日本本土に落ちた場合、美味しいくて暖かいご飯を食べれることが無い日が来るかもしれません。震災などでもそうです。不味いからといって食べないと死にますよ!感謝して食べましょう!!

 

 

で、教育の一環と言いながら、教育方針を給食に当てはめることができない先生や教育員会なんでしょう。だからズレた対応になるんです。

 

 

 

■Q、委託する業者は決まっているのでしょうか?

◇A、エンゼルフーズ㈱(相模原市)に決まりました。業者の選定に当たっては、小・中学校の保護者の代表者、小・中学校の栄養教諭・養護教諭、町職員(管理栄養士・事務職員)で構成された「選定委員会」を立ち上げ、事業者を公募によって募集し、申請事業者によるプレゼンテーション、ヒアリング及び調理場視察を経て、委員で協議して決定しました。

 

 

 

行政がしっかりと仕事をした前提で決めた委託業者。調理するノウハウなども健全なはずです。なぜ給食が不味いのか?考えられるのは、

  • 予算内で利益を得るために安くて品質の悪い食材を使用している。
  • 低予算なので、満足のいく食材を提供できない

 

 

簡単に二つの問題点が浮かび上がりますね。前者は悪徳ですね。それはないでしょう。自分の子供も食べる可能性がある給食に家でも出さない食材は出さないでしょう。

 

 

後者は、そもそも予算内で健全な給食提供と経営ができると事業所は見込んでいたのにも関わらず、夏場の長雨で、野菜が高騰したことにより、予算を上回る経費がかさみそうなので。とか

 

 

料理は愛情!!と道場六三郎先生もおっしゃていたように、愛情を込めた調理を現場で働く人間はできていいたのでしょうかね。

 

 

 

■Q、給食費の負担はどのくらいでしょうか?

◇A、4,900円/月の設定とさせていただきました。給食費は小学校給食と同様、食材費にかかる分をお預かりします。小学生よりも食べる量が多いこと、また消費税や物価の上昇も加味して給食費を設定しました。

 

 

給食費の負担もあるんですね。そういえば長男が通っている幼稚園でも給食費の徴収があります。3740円ほど毎月支払ってます。月に20日給食を食べると考えると、1日あたり約200円ですね。妥当な金額でしょうか。ちなみに今日の献立はご飯、豚肉の焼き肉風、ひじきの納豆あえ。なんですね。

 

 

4歳5歳がいう「不味い」は「嫌い」に置き換えられるので、不味くても問題にはならないでしょうが、さすがに児童皆が食べなかったら先生がオカシイと気づくでしょうね。

 

 

 QAは神奈川県大磯町ウエブサイト内PDF学校給食Q&Aから引用。PDFが開きます

 

 

 

 

給食のメリット、デメリット

 

 

 

 

給食のメリット

 

親御さんからすると、単純に弁当を作る手間がなくなりますね。生徒の場合は弁当の忘れ物、買い忘れなどがないので、絶対に昼飯にありつけますね。栄養士さんが監修しているので、バランスの良い食事にありつけますね。

 

 

給食のデメリット

家計の支出がかさむ可能性ですね。自分の弁当、パートナーの弁当を作っている場合や高校生の兄弟がいるとか、二つも三つもお弁当作るのは一緒ですもんね。また、自身が栄養士であったり飲食店を行っていたりした場合、作ったお弁当より高くて栄養価も低く味もわるい昼飯を食べせられる。とか。ベジタリアンやビーガンとして育った生徒まで同じ給食になると辛いものがありますね。

 

 

また、ダイエットや肌に悪いなど、個人的な理由で食事制限をもうけている生徒もいるでしょうしね。   

 

 

 

 

課題解決の方法を考えてみた

 

 

■バイキング形式の量り売り給食制度

大学や私学では当たり前のように行われれいる学食の在り方。公立中学校でも可能ではないでしょうかね。できない理由を考えるのではなくて、こうすれば可能である。を考えていけばよい給食の提供ができるのではないでしょうか。

 

 

お弁当の家庭も、お弁当が用意できない家庭も、バイキング形式の量り売りなら公平でしょう。ダイエット中の学生は少ない量を少ない金額で食べれますし、部活でお腹が空いている学生は大量に食べてもらえますしね。現金でやり取りせずに、カード発行してね。毎月ごとに計算して、請求すると。(明らかに請求額が多いとイジメられている可能性もあることが早期に発見できるメリットもある)

 

 

バイキング形式ですからね、今回の給食食べ残しのように多くの食べ残しが出てきますね。中学生のお昼時間が終わったら、地域の人が食べに来れるように開放すればいいんですよね。お持ち帰りでもいいですしね。食べ残しもなくなるし、地域と学校の連帯感も生まれるでしょう。野菜やお米の差し入れなんかもありますよ。

 

 

 

とまあ、自身の子供たちも食べている給食ですし、今後もお世話になる給食、食の多様化、アレルギーへの対応、宗教上の理由など全てが平等に給食にありつける環境を整備するのは困難でしょうが、それを実現できる国が日本ですからね。

 

 

いい仕組みができれば模倣も上手な日本ですから、良い給食の提供方法を一人一人が考えていましょう。地産地消は当たり前。有機野菜で当然。自然調味料当たり前。なんかをね。ほいで、結局、味が薄い、不味いとなったら、教育の出番でしょう!

 

 

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