田舎暮らしをしていますが、毎年のように遊びが増えてきます。子供の年齢に応じた遊びを自然が提供してくれているのでしょうか。昨年は川で水遊び程度だったのが、今年は護岸整備された白砂川をひたすら上流へ。名もなき川、農業用水路を上流へ上流へ。迎えてくれる蜘蛛の巣をかき分け、果たしてどこへ着くのか?
夏場の遊びで子供が喜ぶといったら、水遊びなんですね。中でも川遊びがお気に入り。天川のエメラルドグリーンの水ではないですが、子供の足に優しい水位と水量。苔の繁茂や石でできた川底ではないので、ビーチサンダルで十分遊べる。
水路の分岐では水位が上り、木の板で推移を上下することも可能。流下する水は低い低い滝のようなもんで、子供には十分すぎる面白さ。大人が足を付けるだけでも気持ちよい。缶ビールやコップにいれた焼酎なんかを引っ掛けながら、一服やりながら子供の遊びを見守る夕暮れ時に。
一通り水遊びをしたあとは水路巡りに。いつも降りる水路は三方向に文意しており、下流へひとつ、上流へ二つ。上流から流下した水が交わる場所なんですね。下流方向には子供連れで行けないんですね。昨年調子に乗って進んだところ、自分の体が完全に沈みまして。これはアカンと。
大人が先にいかず、子供を先に行かしていたらと危なかったと思わせるほどの水位でした。恐ろしいです。初めて行く場所は大人が先にいかないとだめですね。ほんとびっくりしました。で、長男と上流にむかう水路を進みます。
水路の幅は2mほど、高さは1m50ほど。上流に進んでも基本的に変わらず。上流に進むということは、階段や坂を上る必要があるんですね。また、木々が繁茂した場所には、もれなく蜘蛛の巣。子供の背の高さにある蜘蛛の巣に、大人の背の高さにある蜘蛛の巣、木々の枝。かき分けかき分け進みます。
水路であっても、砂が滞留し、ワンドのようになっている個所がたまにあるんですね。まあまあ大きめの石などもあります。すかさず石をどけるとカニさんが顔をだします。カニを捕まえ、カエルを追い回しながら水路を上へ上へ。
ある場所まで来ると、ふと、ここまででいい。と自己申告するんですね長男が。そうかーじゃあ戻ろう。と今年はここまで登ったな~来年はどうなるかなあ~と楽しみにしています。帰りの方が危ないので注意ですね。
上りよりも下りが危険です。水の勢いでうっかり足を踏み外したり、滑ってリしますね。蜘蛛の巣があることによって慎重に進んでいた川登から、蜘蛛の巣のない簡単に思われる川下りに変わりますので、急ぎ足になりがちです。親のポジションですが、上りは後ろに、下りは前に。エスカレーターでも同じポジションですね。
元の場所に戻れば、水路の橋げたでサッカーの練習。護岸を水でぬらすとコンクリートが濡れて色味が変化するので、さばがら塗り絵気分なんでしょうね。今年一番の写真が撮れたと思ってます。
コメントをお書きください