夏場の虫取りの王様はカブトムシとクワガタですが、負けじと子供に大人気なのがザリガニですね。カブトムシやクワガタよりも簡単に捕まえることができ、釣れた時の感触は子供心にぐっと突き刺さるものがあります。子供から大人になり、息子を連れて初めてのザリガニ釣りへいってきました。
ザリガニ
■竿
まずは竿ですね。竿といても海釣りや川釣りで使う竿でもいいですし、変な話そこらへんに落ちてある木の枝や竹な枝でも十分釣ることが可能です。手を怪我しないように尖っていない棒を探しましょう。趣を重視するなら煤竹のような竿を準備すると良いでしょう。なければ百均の虫取り網の持ちて部分に糸を付ければOK。
釣る場所のロケーションを考慮して竿の長さは考えましょう。短すぎず、長すぎず、お子様の身長に合った長さと重さが必要です。お子様の1.5倍ほどの竿があれば、ある程度融通が利きます。あとは釣り場まで道具を運ぶためにご自身の移動手段も考慮する必要がありますね。
軽トラックを所有していて、軽トラックで釣り場まで行けるなら、竿の長さも3m越えても大丈夫ですしね。自転車で行くならあまり長いと運転に支障が出ますので、運搬することも視野にいれて準備しましょう。
■糸
糸ですが、タコ糸でも良いですし、釣り用の糸でも良いです。家にある糸で十分ですね。家に糸が無ければ、百均でタコ糸を購入すればよいでしょう。長さも適宜切ればよいです。
■餌
餌ですが、ザリガニの餌をわざわざ買う必要はないので、冷蔵庫にあるもので代用しましょう。ザリガニは雑食性なので、あらゆるものを食べます。ザリガニは魚釣りのように針に餌をさして、口に入ったところを針で引っ掛けるような方法ではなく。ザリガニが爪で餌を挟むことで釣るんです。
なので、ザリガニに挟まれても切れない餌。水の中に漬けてもフヤケて柔らかくなりすぎない餌がベストです。サキイカや煮干しなどを袋で購入していれば、必要な量だけ小分けにして持ち運べばよいでしょう。
■バケツ
釣ったザリガニを入れるバケツがいります。釣れた状態で宙ぶらりんになるザリガニを口の狭い虫かごなどに入れるのは容易ではないです。一度バケツに投入してから、虫かごにいれるなど工夫したほうがよいですね。。
■水分と帽子
夏場ですからね、お子様の水分と帽子は忘れずに持って行ってください。数時間もザリガニ釣りに没頭することはないでしょうが、木陰などが少ない用水路では熱中症の恐れは十分にありますので、池の水や用水路の水を飲む羽目にならないように!!
ザリガニは淡水で、池や沼や河川や用水路、水の流れが緩やかな場所に生息しています。ではどこの池や沼にでも生息しているのか?という問題がありますね。実際にお子様を連れてきたのに、肝心のザリガニの見る影もないような結果にはしたくありません。
では確実にザリガニが生息している場所で釣る方法は、近所の人に聞いていみる!!!んですね。あの池はザリガニいますかね~ここらへんでザリガニ釣り出来る場所ないかな~と。すると答えが返ってきます。実際に釣ったザリガニを見せてくれたりするでしょう。
事前に仕掛けを沈めて、数日観察してみるのも良いでしょう。ペットボトルを口から3分の1ほど切断して、口を反対に取り付ければ、魚やザリガニは入れても出ることができなくなりますからね。万が一ザリガニが釣れなくても仕掛けを上げることで、お目当てのザリガニやほかの生物に出会えることがあるでしょう。
餌の付け方ですね。竿に糸を巻き付けて、反対の糸に餌を巻きつけます。いたって簡単です。イリコですと胴体の部分に2周ほどタコ糸を巻き付け団子結びでOK。カニカマやチクワなども同様にしてください。釣針は必要ないです!
池や沼などで水底が不明な場合でも餌の重みで底まであたりますから、糸の長さだけ3ⅿほどにしておくと遠くまで投げることができ、かつ水底を這うように餌を移動できますから、ザリガニが餌を見つけやすく挟みやすくなりますね。
池の釣るポイントですが、木々の下や木陰の水底を狙うのが良いでしょう。ザリガニは岩場の影や、物の隙間に入り込むことが好きです。背面を守られているような場所に投下するのがポイントです。池の縁取りを狙ってみてはいかがでしょうか。
夏休みの自由研究に子供の飼育勉強に、ハサミで挟まれる痛みに。釣ったザリガニを自宅で飼いましょう。大きめの水槽に水を張ってあげ、石や植木鉢などを投入しましょう。隠れる場所を作ってあげるのがポイントですね。
空気ポンプなどは必要ありません。毎日の水替えなどを行って、藻などの繁殖を抑えておきましょう。ちびまる子ちゃんのように、グッピーを一緒に飼うことはやめておいてくださいね。グッピーちゃん食べられちゃいますからね。
餌は残飯で大丈夫です。何でも食べますからね。素晴らしい生き物ですね。
IKEA鶴浜(大阪)には年に一度は訪れているんですが、IKEAでは家具を買う楽しみとともに、食も楽しみなんですね。50円のソフトクリームに100円のホットドッグを食べてから店内をゆっくり回ります。お昼にはカレーやザリガニを食すのもいいですよね。
さて、スウェーデンでは珍味として評判の高かったザリガニは、当時ヨーロッパの高級レストランで人気を呼び、大量に捕獲・輸出されていました。ということは、地域おこしにも使えるかもしれないですね。ザリガニを養殖して地域振興!!なんてのも良いんじゃないでしょうかね。
早速捕まえたザリガニを食べてみて、美味しかったらイケルんじゃないかなあ~と思ったりしますね。エビみたいなもんですからね~外国で取られて、訳のわからん液体につけられてたエビよりは、地域で取れたザリガニの方が安全、安心な気もしますね。
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