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竹で作るドームハウス!スタードームは納涼盆踊りで輝く

 

今年も地域の盆踊り、奈良市田原地区納涼盆踊りにむけて、田原公民館主導でスタードーム制作を行ってきました。昨年より一回り大きくしたスタードーム制作。地域のボランティア10数名とともに作り上げた圧巻の高さ4.5m、直径9ⅿ50㎝のスタードームに天幕を張り、闇夜に幻想的な空間を演出する!!

 

 


スタードーム

  

  
スター★ドームは簡単に作れる竹のお家
スター★ドームとは、竹などの身近な素材を使って作る半球形のドームです。開発には竹川大介(北九州市立大学文学部助教授)を中心に木下靖子・今田文など九州フィールドワーク研究会(野研)のメンバーが4年がかりであたりました。スター★ドームは、誰でもたやすく組み立てられるよう独自の工夫が重ねられています。詳しくはこちらのリンク『ようこそスター ドーム StarDome 公式ウエブサイトへ』

 


 

 

竹を切る!竹をつなぐ!人がいる!作り方

 

 

前述の『ようこそスター ドーム StarDome 公式ウエブサイト』に作り方の詳細が明記されているので詳しくは公式サイトにて確認してください!とりあえず2年連続で制作してみた感想です。

 

 

設計図通り制作しても、竹のソリやクセ、厚みなどで接合部の下穴がかみ合わないことが多くありました。今回は直径が9mの長尺ですから、一本の竹でなく、日本の竹をつないでいたことで、30㎝ほどズレが生じた個所もありました。

 

 

竹の強度の限界ギリギリでした。二つ星を作って、土台に固定する際ににクレーンを使用しましたが、スタードームのトップ部分で吊り上げることができずに、斜めにテンションがかかってしまいました。また、ひっくり返す動作を必要としたので、星二つの天地を天にするべきでした

 

 

それでも絶妙なバランスで自立したんですね。ここからは竹を継ぎ足し強度を加えると、しっかり自立することができました!大人10数名が汗だくになりながら3時間かけて完成にめどが立ちました。

 

スタードーム竹
スタードーム土台

 

 

作業は三日に分けて行いました。一日目は竹の伐採と搬出、6等分に竹を割る。二日目は練習用のスタードーム(直径4m前後)を制作。と本命のスタードームの下準備。一日でできる作業ではないですね。分割して行った方がよいですね。

 

 

下の画像で大きさがわかると思います。しっかり自立しています。スタードームの周囲にはカーテン素材、レース素材などで覆われており、雨がふっても溶けたり破れたりしないようになっています。和紙の趣も捨てがたいですが、夕立の多い季節ですから濡れても大丈夫なように。水をはじく素材が良いでしょうね。

 

 

 

 

昼間に見るスタードーム

 

  

これが完成した画像になります。大きさが見て取れるでしょう。高さ4.5ⅿあります。移動可能な足場を準備して作業しました。

 

 

スタードーム完成
スタードーム覆う

 

 

 

夜に見るスタードーム

 

  

このスタードームは奈良市田原地区の納涼盆踊り大会にて光の回廊に鎮座する幻想的な演出を担っています。光源はLEDです。青、紫、黄に赤と変色する光が幻想的な空間を生み出し、来場者が誘われるようにスタードームの中に吸い込まれていきます。

 

スタードーム夜
スタードームLED

 

 

 

奈良市田原地区納涼盆踊り大会

 

 

このスタードームも一夜限りなんです。17日には処分されます!この一夜の演出のためにボランティアで制作に関わっている地域住民さん。頭が下がりますね。ボランティアで労力はもちろん、ガソリン代や、ノコギリの刃の摩耗、いろいろ出費してくれてるんですね。

 

 

それでも地域の為にできることを自分のできる範囲で手伝いたい!という強い気持ちがあり、参加しているんですね。当日の縁日の担当者や事前に準備するモロモロであったり、地域の人々が可能なかぎりできる範囲の努力を行っているからこの盆踊りができるんですね。

 

 

自分のできる範囲でいいんですよね。これやったらできるな~と。少しでも地域のためにできることはないかな~声掛けるだけでもいいんですよね。「ありがとうね~」「楽しかったよ~」と一言添えてあげるだけでもやって良かったなあーとなるんですね

 

 

私も8月末で任期満了になり、地域おこし協力隊という看板がなくってからどれだけ、地域のことにかかわれるかが正念場だと思います。さあ残り17日。頑張りまっしょい

 

 

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