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スーパーモンスターウルフ!獣害対策に光明?

 

獣害。都会ではカラスやネズミ。これも獣害ですね。田舎では猪や鹿や猿。ハクビシンに狸にアライグマにモグラに枚挙にいとまがありません

都会の獣害は消費の副産物。田舎の獣害は生産であり生活に直結する。獣害といっても様々。住んでる地域によって被害の多寡は一概ではないんですね。ほいでスーパーモンスターウルフの登場!!

 

 

 


スーパーモンスターウルフ

 

  
獣害対策の“秘密兵器” 吠えるオオカミフィギュア「スーパーモンスターウルフ」 11日から千葉県で投入
イノシシなど野生動物が農作物を荒らす被害が千葉県でも深刻化する中、JA木更津市(梅澤千加夫代表理事組合長)は11日、同市矢那地区の水田近くに“秘密兵器”を繰り出す。北海道生まれのオオカミ型フィギュア(模型)「スーパーモンスターウルフ」。動物を赤外線センサーで感知すると、咆哮音を発し、目が炎の色に点滅。その迫力に防衛本能に目覚めた動物が出没しなくなるという優れモノ。本州以南での設置は千葉県が初で、撃退効果への期待が高まる。...産経ニュース様より引用

 

実際の被害総額はどれほどなのか?


 

  
全国の野生鳥獣による農作物被害状況について(平成27年度)
鳥獣による平成27年度の農作物被害については、被害金額が176億円で前年度に比べ15億円減少(対前年8%減)、被害面積は8万1千haで前年度に比べ若干下回る(0.3千haの減)とともに、被害量が50万tで前年度に比べ4万6千t減少(対前年8%減)しています。
主要な獣種別の被害金額については、シカが60億円で前年度に比べ6億円減少(対前年9%減)、イノシシが51億円で前年度に比べ3億円減少(対前年6%減)、サルが11億円で前年度に比べ2億円減少(対前年16%減)しています。。...農林水産省より引用

 

強烈ですね。176億円ですよ。そんだけいかれてるんですね。都会の消費の部分はカウントされてないでしょうから、田舎の生産している作物の被害が176億円です。報告していない自家消費の作物など含めると軽く1,5倍にはなるでしょう。ちなみ私も畑をすこしやってますが、被害総額1万円程度いってますね(作物の量と市場の値段でおおよそ)

 

 


とりあえず、効果があるにこしたことはなく、猿蟹合戦の蟹をもじった看板などは猿に効果はまったくないので、ギャグに走らずこういった天敵を増やすしか方法ないですね。

 

 

生活のリズムがまったく違う野生動物との闘い。なおかつ住む場所を限定された野生動物の怒りが加わっていますからねー一筋縄ではいかないでしょう。

 

 

このままでは、人間が檻の中で生活しなければならなくなりますよね。猿一匹でも女子供いかれますよ。発育した猪なんて大人3人ぶっ飛ばしますからね。鹿なんて後ろ足で蹴られてみなさい。内臓破裂で即死でっせ。 

 

作物を守るというよりも自身の安全を守るためにスーパーモンスターウルフペットタイプみたいな感じで、散歩や畑作業、自分が活動している最中に連れて行くことが重要かもしれないですね

 

 

つうか、山に食い物あったら降りてこないんだろうなーなんていいませんで。人間がつくったもの味を占めたというほうが適切でしょう。人も動物も行きつく先は結局『食』でんなあ

 

 

 

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