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田舎暮らし日記~草刈りと蛍まち

草刈りは3番目の仕事である!

島根時代の連合会長の名言です『草刈りは3番目の仕事である!』この言葉は結構奥が深いと思いました。百姓は100個仕事があるので、百姓というらしいんですが、3番目つうのは銅メダルなんですね。勿論1番2番があっての3番なんですが、確かに草刈りは3番目には必要なんです。


草刈りは自分の為にあらず

 

この感覚が日本人の美徳なんですよ。周りの人が喜ぶように、また迷惑かけないようにキレイにする。あくまでも自分の為でなく、無意識に他者を考えて行動に移すと草を刈るんですね。草を刈れる人間とそうでない人間が分かるようになってきました。

 

 

自然農法やなんやらで、草まむしの畑も、奇跡のリンゴのような年に1度だけ草を刈るような栽培の仕方もあり、これは畑でのお話なので、美徳の一切は脇に置いていてください。田んぼの畔うんぬんもです。やり方があるのでね。

 

 

意識して栽培している場合の美徳の観点が違いますからね。自然栽培をしている時点で美徳ですから、その外観の美しさが伝わる人は多数いないかもしれない。ということがありますのでね。ややこしくなるので、話を戻すと。

 

 

草を刈らないとどうなるか

 

草が生えますねー草が大きくなりますねー灌木がはえてきます。ほっておくと家の中まで生えてきますね。住めないですね。住めなくなるんですよ。単純に。生活するためには自然との境界を作り出さないと人間はもう生活しにくくなってるんですね。

 

 

完全に自然との境界を無くして生活を試みている一部の人たちもいるかもしれないですが・・・。

 

 

道路とかもそうですね。アスファルト舗装なんて竹の根にかかればスポンジのようなもんで、モコモコと押し上げて、しまいには突き破りますよ。車も通れないですし、子供が歩いているときに突き破ってきたら小股の間に突き刺さりかねないですからね。

 

 

道路歩いてたら、竹が突き破ってきて数センチ手前で止まったから良かったものの、もう少し足短かっかたら、尻の穴がもう一つできてもうたかもしれんで~。誰の息子が痔ろうじゃあー!とまあ怖いですね。

 

 

 


草刈りするのも無料ではない

 

草刈り機は必須です。これなしではもう草刈りできない。昔の人は鎌やらで人力で草刈ってたんですから、恐ろしいですね。頭が上がりませんわ。

 

 

チップソーやら草刈りの刃、またナイロンコード。

肩掛け、ゴーグル、長ぐつ、防振手袋。

チップソー研ぐようのグラインダー、ダイヤモンドディスク。

混合油(ガソリン、エンジンオイル)、マシン油。

 

 

かりにAmazonで揃えたら。とりあえず草刈り機だけならあまり高くないですね。ただ安物は壊れやすい可能性もあるので、修理して長く使うというよりは、1年に1回買い替える。ような気持で臨んだ方が気持ちよく作業できるかもしれないですね。 

 

 

労力も危険度も十分すぎる草刈り

 

徒に草を刈るのも大変です。小一時間で終わる草刈りが年に4,5回程度なら楽しいでしょうが、私が管理している敷地内でも軽く7時間程度(数回に分けて、1回1~2時間程度)を年に3回行いますから。時間にして20時間以上。20時間の混合油代金。

 

 

平坦地ではキックバックの危険もあり、傾斜地では滑落の危険もあります。夏場では熱中症なども身近に潜んでおります。ナイロンコードによ石の飛散による失明。なども身近にあります。また加害者になることも少なからずありますからね。車のフロントガラスを割ってしまったとかね。あります。

 

 

子どもがいる家庭では絶対に近寄らないようにきつく注意しておかないといけません!数年前にも悲しい事故が起きてますから。草刈り機つうのは凶器です!

 

 

とまあここらで話を替えて

2017年6月10日現在の蛍ー奈良市

 

少しづつ蛍が出てきているようです。乱舞とまではいかないですが、これから1週間でどっと出てくるのではいでしょうか。今週は晴れ間が続くので、どこかで雨が降った日の夜なんて、絶好の蛍鑑賞日になるでしょう。

 

 

うちの長男が蛍蛍といいだしました。昨年見た蛍の記憶がよみがえってきたのでしょうか。田舎暮らしをしていると、こうした自然が起こす現象が勝手にイベントになりますからね。贅沢なもんです。

 

 

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