頭数管理一部捕獲OK
許可が下り次第、早ければ7月ごろから奈良市大柳生(おおやぎゅう)町など東部のエリアで檻を設置する形で捕獲に乗り出すとしています。ヤフーニュースより引用
amazonprimeビデオでカリギュラという番組では吉本興業の東野幸治さんが鹿の狩猟にいっています。
奈良市東部エリアは・・・田原、柳生、大柳生、東里、狭川、月ヶ瀬、都祁
奈良市田原地区在住の私、実際に鹿の目撃や鹿害について味わった経験など
農家ではないですが、鹿にも猪にも
【 ちょっとよー 】
と言いたくなりますね。
私はサツマイモを定植し、葉が畝を覆ってきたくらいに、
葉こそぎいかれました。
葉なしサツマイモですよ。
8月末くらいにやられたのかな。
でも、芋自体は育ってました。
私のような、趣味の家庭菜園程度では
被る害も、対策する費用も
【 ちょっとよー 】
で仕舞える程度ですが
本業で農家している方にはたまったもんじゃあないのですね。
水稲が育ってきた矢先にパク。
一度食べられてくらいなら大丈夫だそうですが、2度イカレルともうだめ。
鹿は二度食う!!(カイジですよ)
また、この鹿害(猪害)対策として、高さ3m近くの電柵で田んぼを囲うんですよ。
対策費用と、労力は目吊り上がりますよ。
農家の皆さんにとって、鹿は憎き敵なんです。
猿の被害が一番きつい!別格の猿軍団
ちなみに、鳥獣害の被害で鹿害も一部です。
実際には
猿 >>>> 鹿 > 猪 > あらいぐま > ほか
のような図式で、被害の多寡が表せますね。
猿は別格なんですね。
一度、島根時代に猿の大群に強襲くらいました。
30頭くらいで自宅前の野菜根こそぎやられました。
きちんと、糞して去っていきよるんです。
猿が一番やっかいなんです。実は。
サラリー鹿と、ドロップアウト鹿
鹿。
字面すらかわいい。
奈良公園周辺で見る、懐っこい鹿なんてもう、ヒーローですよね。
動物が県庁所在地の一等地で悠々自適にくらしている様は世界広しといど奈良市くらい。
これは非常にすごい光景なんです。
ただ、中にはこういう鹿がいるんですね。
【おれは旅に出る】
【おいおい!何を言ってるんだ?旅に出る?】
【そうだ、俺は旅に出るんだ!こんな生活は本当の俺じゃない!!】
【ちょっと待て、何が不満なんだ!?こうして観光客相手に、懐っこく接すれば食い扶持には困らない、一生安定の生活が担保されてるんだぜ!旅に出るだなんて正気の沙汰とは思えない!】
【ああ、確かにお前の言うとり、ここにいれば、鹿せんべいは得れる!それ以外に俺たちが得たものはなんだ!?そもそも俺たちは鹿せんべいを食べる為に生まれてきたのか?違うだろう?俺たちは鹿が鹿であるために生まれてきたんじゃないのか?】
【・・・。】
【俺は鹿であることを誇りに思う人生にしたいんだ。だから旅に出る。東に行くよ】
【そうか、お前は鹿せんべいでは満足できなくなったんだな。そうか、それなら止めやしない。俺たちはこうして毎日鹿せんべいを食べることが幸せなんだ。おまえこんな本読んだことあるか?内田百閒の『御馳走帖』を、中島らもが「エサうまい論」として書いたエッセイがあるんだ。毎日毎日、鹿せんべいを食べて可哀そうだな~なんてことはないんだ。体になじんでるし俺たちにはむしろ、毎日の鹿せんべいがいいんだ。】
【そうだ。お前たちはそれでいい。懐っこくして、サラリーを受け取ればいい。俺は本当の鹿になる!!】
【分かった。気を付けてな。餞別だ。食え!】
【悪いな。丁度腹が減ってたところだ。遠慮なく頂くよ。うん、美味いな。これなんだ】
【鹿クッキーだ】
【????????鹿クッキー???????????・】
【そうだ、鹿クッキーだぜ。知らなかったのか?この春に出た新作みたいだな。鹿も飽きるだろうなんて不遜なんだよ。気を使ってくれるのはいいけど、おれは鹿せんべいでいいんだよな。内田百閒読めよな~どうした、早く行けよ~まさか鹿クッキーに・・・】
【バカいってんじゃないよ。おれは行くよ。じゃあな。】
【うんまたな】
つづく・・・奈良市東部に降り立った旅鹿珍道中
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