映画 仁義なき戦い～そがな昔のこと誰が知るかい紹介～

単なるヤクザの抗争というなかれ！セリフの言い回しに広島弁！日常生活にも使えるセリフが満載！仁義なき戦いレビューを書いてみた。

映画好きですか？と聞かれると

実は普通なんですね。

好きな映画は好きなんですが、

週に３度は映画見なきゃ生きていけないわ！など言う人種ではなくて、日和見映画鑑賞派という感じですね。

なので、１０００本の邦画を見たyusaekiが推薦する大学生が見るべき映画！なんてタイトルつけれないですね。残念。まず１０００本は見てないですね。

１００本くらいは見てると思いますが、１０００本が多いのかも不明ですね。ほいで大学行ってないですから、大学生つう言葉もおかしいですね。

まあ新社会人が１００本目に見る映画くらいならビシっと決まりそうな内容かもしれないですね。

新社会人は高卒でもそうですしね。中卒、専門学校、短大、大学とまあ年齢も１５～３０手前くらいまで幅有りますから、１００本近く映画見てることもあるでしょう。

まず好きな映画なんですが、

まあ圧倒的に１位が

仁義なき戦いシリーズなんですね。

で今回はこれをネタバレ含む感じで紹介させて頂きます。

私は３４歳ですので、この作品が生まれる後に生まれます。

ややこしいなあー。

まあ２０代が見ても面白いと思うので、きっかけになればいいですね。

邦画では、ほかにも蒲田行進曲とか最近では園子温さん作品ですね。

これらを良く観ます。

あとは狂い咲サンダーロードとかも好きです。

洋画だと、

トレインスポッティング

時計仕掛けのオレンジ

怒りの葡萄（白黒）

ハツカネズミと人間たち

とかですね。

内容をしっかり覚えている点。で言えば

ここいらへんしかないんですね。

簡潔に要約すると、

戦後焼け野原の日本、広島県呉市が舞台。老獪な親分に踊らされる、やくざ同士の抗争の話。菅原文太、松方弘樹、金子信雄など今は亡き名俳優達の饗宴。といったところでしょうか。

シリーズ第１作目です。

まず１回は見てください。

よくわからないと思います。

会話の内容もわからないと思います。

あっという間に映画終わっちゃいます。

舞台は戦後の焼け野原の広島県、呉市ですね。

闇市がたって、活気があるんです。

復員兵の主人公広能昌三（菅原文太さん）が食堂でレコードかけとるんですね。「わしゃあこれがええんじゃあ」ですね。

そこへ友人が血だらけで入ってきます。

友人と一緒に来たのが山守組の人間で、流れ者に日本刀で切られたと。

仲間集めて、やり返すから山守組の人間を呼んできてくれと昌ちゃんに頼むんですね。

で、山守組と昌ちゃんで敵討ちに行くわけです。

松方弘樹さんも田中邦衛さんも出てきますよ。

流れ者見つけて、取り囲むのですが、皆怖じ気づくんですね。そこで、昌ちゃん、

「わしがやっちゃろうか？もとはと言えばわしの友達やられとるんじゃけえ」

ゆうて拳銃かりて、引き金引くんですね。

一発目は空、二発目命中。

チャララー、チュヤララーの有名な効果音入ります。

で、昌ちゃんは服役します。そこで、土井組の若杉（梅宮辰夫さん）と出会い兄弟の契り結ぶんですね。

土居組の若杉ゆうたら腕ぶった切る男ですよ。導入部で切ってます。

若杉が娑今から娑婆に出るゆうて自分に腹をカミソリで切るシーンなんて見事ですよ。

昌ちゃんは出所後山守組に身をおくことにするんですね。

ほいで、盆ひらくんですね（丁半博打）

若杉に腕切られた上田（伊吹吾郎さん）がビールがぬるいゆうていちゃもんつけてね。

昌ちゃん喧嘩すぐに買ってしまって。「馬の小便のましたろかい！」こうなるんです。めさくさおもしろそうでしょ。

ほいで、昌チャンはエンコ詰めることになります。

詰めた小指が飛んでいって、鶏につつかれるんですね。

「こげなすがたになってもうて」です。

ここから議員からみの利権の取り合いが始まります。

土居組陣営の金丸派の戦力が、議会で要求が通ると山守組としては、非常にまずいことになるんですね。

ほいで、坂井の哲っちゃん（松方弘樹さんですね）主導で、金丸議員を拉致するんですね。

ほいで山守組に優位な状況を作り出すんです。

金丸議員を開放する時に松方さん、わしゃあ山守組の坂井ゆうもんですわーゆうて名乗るんですね。

ほいで、身内に「わしゃ旅うってくるけん」身を隠します。

これは日常でも結構使えますね。出張にいくとか、手術入院するときとかね。ほんまに旅行とか旅に行く場合に使ったらあきませんで。

こいつ理解してないな～となりますね。

話し戻して

山守組の神原がスナックでしゃべちゃうんですね。

しゃべったらあかんことを。

こっから一気土井組ＶＳ山守組の抗争へ発展します。

神原がうとうてもうたんですね。

若杉の兄貴が渋いんですよね。

土居組の若頭なんですけどね。昌ちゃんと兄弟ですし。方々顔が効くんですね。初めの印象は好戦的な人だったんですが、理解者になってますね。

わしの目の黒いうちは戦争させへんでーゆうて

自分の親にハジキむけるんですね。

山守組長もほんまに名役者で、若杉の兄貴を客分として山守組で預かるんですね。

昌ちゃんは海渡組に身を寄せててね。

マージャンしとるんですねマージャン。

ついに土居組とのクライマックスなんですが、

山守組長の家に幹部が集まって話し合いするんですね。

山守組長は土居のタマはワシ一人でもとったるわ！ゆうて、姉さん（妻）はこんな時に坂井の哲ちゃんはおらんし、ゆうて。

槇原（田中邦衛）は子供が生まれたばかりでの～ゆうてソソクサ帰ってしまうんですね。

ほいで、昌ちゃんが行きますゆうて。

山守組長がまた泣いてね。全財産やるからなあ～約束して

その晩に昌ちゃんは女抱くんですね～

「後がないんじゃあー後が」明セリフですね。

ヒットマンですね。

海渡さんとこでタバコ吸いながら、土井の組長を帰り際襲うんですね。

数発撃ったんですが、組長は奇跡的に生きてたようです。

その後、若杉の兄貴は神原を射殺しまして、お尋ね者になります。

女の家に逃げ込んだんですね。学ランきてね。

この学ランの意味がいまだによくわからんです。

で、警察に見つかっちゃうんですね。

警察が潜伏している女の家が分かったのには訳があるんですね。ここ大事ですよー

ほいで昌ちゃん刑務所いきですね。

後半ですね。

服役から帰ってきた昌ちゃん。

山守組は勢力拡大してますね。

派閥ができあがりました。

帰ってきた坂井の哲ちゃんが若頭、相棒に上田（右腕切られてますね）に対して、新開ですね。

前半部分ではあまりぱっとしない役柄だったんですが、

えらいオサレになってます。

この舎弟に有田（渡瀬恒彦）がいるんですね。

クンロク半端ないです。有田の出演時間は短いですが

かなりインパクトある役所ですね。

で、内部抗争がこの後勃発するんですが、

発端は坂井の哲ちゃんが、山守組長に対して、

「御輿は担がれとったらええんじゃあ」ゆうて啖呵切って、日本刀持って夜襲したんですね。

で、山守組長は引退。という形に。

坂井興業のはじまりですね。

しかし、老獪な山守さん。しぶといです。

新開組けしかけて、上田を散髪やでやってしまいます。

しかし、坂井組の圧倒的な暴力の前に新開組はあえなく、壊滅させられるんですね。土居組の残党も出てきますね。

なおもしぶとい山守さん、今度は昌ちゃんけしかけます。

競艇場で槇原といっしょにいるんですね。

おい槇原、おまえ坂井の側と違うかったんか？？

わしゃいつでもおやっさんと一緒よ。ゆうてね。

槇原の立ち回りがすごいんですね。

で、坂井の場所を昌ちゃんに教えます。

あの時の、若杉の兄貴の潜伏場所を教えたように・・・、

ここですね

「若杉の兄貴の居場所、サツにチンコロしたのおんどれらか！？」

「そがな昔のことだれが知るかいっ！！」ですわ。

職場で上司に言われたことある人も多いんじゃないでしょうか。

昌ちゃんは自分の仁義を通すため、単身乗り込んでいきます。

大勢に守られた哲チャン相手に、すぐに捕まり、話しするんです。

本来なら自分を殺りにきた昌ちゃんは、ほっとけないはずなんですが、気が変わってしまうんですね。

坂井の哲ちゃんは昌ちゃんを見逃しました。

哲ちゃんは警護もつけず、一人でおもちゃ屋へ。

背後から撃たれ、死んじゃいました。

葬式の場面ですね。

誰もがしびれたでしょう。

祭壇に銃口をむけ

「哲ちゃん、こげことしてもらって嬉しいか？」ゆうて

発砲しまくるんですね。

山守組長がヤメヤメ昌三と近寄ってきますね。

「山守さん、弾はまだ残っるがよ」

終わり。

いやあ渋すぎるでしょう。

初めて見たのがおそらく、７年前くらいですね。

今までにこの仁義なき戦いは５回以上は観てます。

５回観たらあらすじ覚えているもんですね。

要所要所違うし、抜けてるしみたいなこともあるでしょうが、こんだけ覚えてたら良しとしてください。

ちなみ仁義なき戦い編でのベストはもちろん菅原文太さんですが、渡瀬恒彦さんのクンロクと格好良さが時点ですね。

後は広島弁ですか。いいですね。

広島弁もっと流行っていいと思いますがよ。

Amazonプライム会員なら無料で観れますよ。